漢字・部品とKAGE

「海」は何から描かれているか

「海」の原KAGEを見ると、点や横線を一画ずつ列挙する代わりに、別の字形の名前が一つだけ書かれています。そこから描画を再現してみましょう。

固定版から描いた海
U+6D77 · u6d77@19

原記録の1行を読む

99:0:0:0:0:200:200:u6d77-j

先頭の 99 は別の部品を配置する命令です。この行は200×200の字形領域全体に u6d77-j を配置します。原文には部品の版が書かれていません。そこで固定したデータで解決すると u6d77-j@10 になります。原文の末尾に後から @10 を付け足すと、もともと版指定があったように読めてしまいます。このサイトが「原参照」と「解決先の固定版」を別の列にしているのはそのためです。

描く方向と、使い先を探す方向

さらに u6d77-j@10 を開くと、左の u6c35-01@21 と右の u6bce-02@3 が現れます。描画では「海」からこれらを集めます。逆引きでは同じ参照を反対にたどります。さんずいから見れば u6d77-j@10 は直接の使い先、その上の u6d77@19 は2段先です。これは固定したKAGEの作図方法を示す関係です。文字の語源や部首分類はこの距離からは決まりません。

「海」の原KAGEと依存参照を開く。KAGE依存参照の表でさんずいの行を選ぶと20,807件の使い先を調べられます。ページ番号は0始まりで、この版では直接の親を含むページと2段先の海を含むページに分かれます。

原資料:GlyphWikiの版付き字形 / この記事の描画データ

執筆・編集:漢字・部品とKAGE プロジェクト
更新日:2026年11月6日 / 基本版 preview.2・補足版 ids-leads.1
データの固定版と利用条件 / ガイド一覧